SONY CCD-TR1(1992)
当時のHi8ラインナップでは中の下、今風にいうとローエンド-ミドルレンジ?なハンディカム。
しかし、なんといっても特徴は「世界初のリチウムイオンバッテリー」を搭載した民生機器ということでしょう。
型番が1にリセットされているところからも、次世代への風を感じます。
シルバーボディが近未来的でカッコいいです。
手ぶれ補正や各種エフェクトはついていない、シンプルな構成。
バッテリー小型化のおかげもあり、TR55よりさらにコンパクトになりました。
見えているのはカウンター周りと明るさのダイヤルのみ。
カバーをスライドさせると少し機能が。閉めるとオートロックとなります。
MFも装備。レンズはバリア内蔵でスマートです。
バッテリーは小型になったので、NP-22機種以来の内蔵型に。
このバッテリーは何度かモデルチェンジしながらも10年以上使われました。
Hi8なのでもちろんS端子もあります。
窓の文字は金色です。
やっぱりグリップは泣き所…
上部。
再生関連のボタンはふたの中です。
テープの出し入れは、手動でここまで開いてから中のイジェクトボタンを押します。
NP-55世代の機種では、バッテリーの代わりに取り付けるDCケーブルがありましたが、
このTR1からAC駆動は「ハンディカム・ステーション」専用になりました。
ワンタッチでドッキングすれば、据え置きデッキのように使えます。
彫りが深く、SFに出てくる宇宙船みたいですね。
コンパクトで取り回しもしやすく、使いやすい機種です。
==試写してみる==
しばらくおまちください。
2020/4/3作成開始