特別企画6 "三角屋根"のユニクロを追え! 前編
皆さんお馴染み、知らない人は居ない?「ユニクロ」。今でこそ世界的な企業ですがかつては1つの洋品チェーンに過ぎませんでした。
山口県の小さな紳士服店"小郡商事"として創業したのですが84年にユニクロ1号店をオープンさせカジュアル洋品店に転換。
当時はリーバイスのジーンズなどナショナルブランド商品も取り扱うアメリカンな雰囲気の店舗でした。
古い洋画のポスターが貼られMTVが流れる店内(今の「ジーンズメイト」や「ライトオン」に近い感じでしょうか)。
1998年にフリースが流行り、自社ブランド1本になるまで使われていた(らしい)のが下に紹介するロゴと三角屋根の建物。
↑改装中に突然現れた昔のロゴ。"UNIQUE CLOTHING WAREHOUSE"を略してユニクロです。
2人の人が手をつないだようなロゴでした。
そして三角屋根とレンガ調の壁が特徴的な建物。
↑こういう建物。一度は見た事あるかも?
この三角屋根のユニクロ、かつては全国至る所にあったのですが建て替えなどで姿を消してきています。
現在のような急成長をする前に建てられたため駐車場が狭かったり店舗自体が狭かったりして時代に合わなくなっているようです。
そんな古いユニクロがどれだけ残っているのか気になったので調べてみる事にしました。
実はユニクロ、ダイエーやヨーカドーなどと同じように出店順に店舗番号が付けられています。
その店舗番号は店舗検索ページのURL末尾に使われているのでここから古い順に店舗を漁ってみる事に。
全国をまわるのは大変なのでとりあえず今回はGoogle earthのお世話になってみました。
↑典型的なオールドユニクロ。
まずは番号が一番若かった036、ユニクロ津島店(岡山県)。初っ端からばっちり三角屋根です。
↑逆光が眩しいけど三角屋根。
2番目は愛知県から048、豊田高橋店。
↑三角屋根と駐車場の看板、3本ポールは必須条件。
3件目、051浦和太田窪店(埼玉県)。店舗の前に建つ3色の旗が掲げられた3本のポールも当時の店舗の特徴です。
↑駐車場が手前じゃなくて横にあるユニクロは"並列タイプ"と勝手に場合分け。
4件目、名古屋の083八勝通店。
↑建て替えられたようです。
101号店、愛媛県の保免店は建て替えられたようです。ちょっと残念。
↑よく見るとちゃんと3本ポールの影
112田川店はストリートビュー出来なかったので空撮で。上からでもポールと三角屋根が確認出来ます。5件目。
↑"並列タイプ"ですね。
6件目の117千葉緑店も上から。こっちも三角屋根の影とポールがばっちり確認出来ます。
↑雲行きが怪しい
7件目。大阪から120岸和田店。初期の店舗は相当数が閉店したようでもう120です。
↑ごつい鉄塔と三角屋根のコラボ
8件目は埼玉の123川越店。ここの外観をよく見てみるとあるものが。
↑まさかのフル表記が現存
駐車場にある看板、ほとんどの店舗が"It's youe style"と書かれた物になっているのですがここだけ"UNIQUE〜"の古いバージョンでした。
左端の人マークはさすがに消されていて今のロゴが貼られています。
↑旗の色は左から青-赤-緑らしい
129河内長野店(大阪府)。9件目。
↑イエローハットと一緒
広島の136五日市波出石店で10件目。
↑なんとなく夏休みの1コマっぽい雰囲気
生い茂る緑の中から顔を覗かせるのは兵庫県の148宝塚店。11件目。
↑駐車場広めです
12件目、158鹿屋店(鹿児島県)。
↑気分を変えて横から。
13件目となったのは静岡県の164沼津店。三角屋根になっているのは手前だけで奥は平べったくなっているのが分かります。
↑サインポール(手前の看板)が低い
166亀岡店(京都府)。広い駐車場は後から増設?14件目。
↑角地に建つ
15件目、167住吉我孫子店。大阪の店舗多いですね。
↑どの店舗も同じように見えてサインポール・駐車場看板・駐車場の位置がそれぞれ異なります。
千葉県の171流山店。16件目。
↑色が白い!
172西陣店。京都の景観条例のためか看板が反転してます。17件目。
↑大阪は三角の現存率高いらしい
18件目、大阪の174羽曳野陵南店。
↑そろそろ飽きてきた?
179、千葉の市原店で19件目。
↑本当にどこも同じ外観。
20件目は184川越的場店。だんだん増えてきたので続きは次のページでざっと見ていきましょう。
2013/3/21作成開始