昭和の"観光ホテル"に泊まろう!(2)〜伊香保温泉・ホテルきむら編〜
前回のホテル十和田荘以来の「古いけど豪華な昭和の観光ホテル」に泊まる企画、第二弾。
今回は昭和の時代から変わらぬ名湯・伊香保温泉へと行ってきました。ここもまた、素敵な空間です。
やってきました、群馬県渋川市・伊香保温泉。なんと戦国時代から続くという、由緒正しき温泉地です。
有名な石段街にはたくさんの店と旅館が建ち並びます。
今回お邪魔するのはそんな伊香保温泉にある旅館の中でも大きい「ホテルきむら」です。
72年築とのことで、まさに観光地が元気だった"あの頃"の建物が今も現役。
伊香保温泉の中でも結構な老舗らしく、いい感じの増築っぷりです。
窓のデザインがいかしているこの部分の内部はホール。
気分は昭和の観光客です。いざチェックイン!
政府登録国際観光旅館。これを見つけるとなんとなくテンション上がります。
それでは部屋へ!
ちなみにここ、公式HPでオリジナルテーマソングがダウンロード出来ます。ここからのBGMにどうぞ→きむら音頭 / きむらブルース
…渋すぎます。しかもまさかのDAMで歌えます(検索すると出てきます)。
非常口ご案内。
ホテルや温泉で
よく見るサンヨーのドライヤー。
INAXの前身がinaだったこともそろそろ忘れられてる気がします…
カッコいい三菱換気扇。82年製。
換気扇がいちいち素敵。
ちょっと観光タイムです。石段街。
さすが古くからの温泉地だけあり、レトロなアイテムがちょくちょく見つかります。
一昔前で時の止まった自販機。
日も暮れかかってきたので、そろそろ戻りましょう。
ロビーの照明がカッコいい!
コストがかかるのか、最近の建物では見られなくなった装備です。
細くなったり、斜めになったりしているところに増築を感じつつ…
ばっちり残る文字だけ非常口を見て…
豪華な夕飯。固形燃料の鍋って特別感ありますね。
大きな文字だけ非常口も発見!照明、いいですねぇ。
名物だという畳風呂。風呂なのに畳敷きで、不思議な感覚です。
畳の上にお湯をぶちまける妙な背徳感。楽しいです。
時間制の貸し切りで、もちろんお湯は温泉でした。(ちなみに大浴場も畳敷き!)
こっちにも照明が!たまりません!
昭和のころから変わらぬ温泉地。ゆったり流れる時間の中で、日々の疲れを癒すのもいいかもしれません。
よい空間でした!
2016/12/23作成開始
2020/5/13ちょっと修正