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マルフジ青梅店(長崎屋青梅店跡)

青梅駅。東京の奥多摩方面に向かう入口ともいえるようなのどかな駅です。

そんな青梅の駅前で一際存在感のある大きな建物。

広告塔にはっきりと残るサンバード。長崎屋青梅店の跡地です。

1972年オープン。地上6階、地下1階。昭和の王道、デパートっぽいスーパーとして開店。

屋上遊園地、ペットショップ、ゲームコーナー、レストランと一通りそろっていました。しかし2005年に閉店。

手前の建物は別だと思っていたのですがどうやらくっついているように見えます。

縦の看板があった跡。

全景。

食品売り場を担当していたスーパーマルフジは今も元気に営業を続けています。

窓が多い壁の感じは小田原や小金井、会津など同時期の長崎屋と似ています。

「青梅共栄ショッピングプラザ」と名前がついていてB1〜2Fまではテナントが入り営業中。

入口。マルフジは長崎屋がオープンした72年からずっと営業しているようです。

元々衣料品に力を入れていた長崎屋、食品売り場は他のスーパーに任せているところが結構ありました。

「青梅共栄ビル」と名前がついています。立派なプレート。

定礎。昭和47年。

そして大規模小売店舗。設置者が多いです。

足下に目をやるとなぞの蛇口。何に使うんでしょう?

送水口。年季の入った色合い。

付け根の部分をよく見ると文字が。

こっちは消防隊専用送水口。

青梅の街が「レトロ」を売りにしているのでこんな昔の映画っぽい看板が至る所にあります。

左側面。窓。

なんかそそるガラス越しに見えた赤いベルトのエスカレーター。

塞がれたドア。デザインは長崎屋のときから変わってなさそう。

長崎屋の文字が残っていました。

後ろ姿。

整然と並んだ窓。

 

たぶん搬入口。せまそう。

まわって大通り側からみるとこんな感じ。

手前の電気屋さん。今はパナソニックのお店ですが昔はサンヨーもやっていたようです。

これまたいい感じの建物なのですが2階の窓をよく見ると…

OTTO!70年代にサンヨーが出していたオーディオのブランド名です。その箱がいっぱい…

周辺に高い建物が無いのでどこから見ても目立ちます。

エスカレーターは日立の一人乗り。

時代を感じるでかいエアコンも現役で頑張っています。強力そう。

カッコいい日立のエンブレム。

非常口も古い文字だけのタイプ。

そして極めつけはこっちのエアコン…

日立のロゴが古い!素敵です!

階段の踊り場にあった店内ご案内。

レトロだなぁ…

シャノアールも渋すぎです。

東京とは思えないゆったりとした時間が流れる場所。

レトロを観光資源にするならここのビルを使って昭和のスーパーを再現すればいいのに(たぶん無理)。

未だこの街を見つめ続けるサンバード。いつまでこのままなのでしょうか…

==店舗データ==

店舗正式名 青梅共栄ビル
所在地 東京都青梅市本町130
開店日

1972年11月10日

階数

地下1階/地上6階

店舗面積 ?平方メートル
エスカレーター      日立
営業時間

10時〜21時45分                 

アクセス 電車:JR 青梅駅より徒歩1分くらい                          
駐車場 提携駐車場あり(駅前駐車場、本町駐車場) 1000円以上お買い上げで1時間無料
備考

旧長崎屋青梅店

2013/5/16作成開始

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