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棒二森屋(中合棒二森屋店)
函館にある百貨店です。元々は独立したデパートでしたが現在はダイエーグループで山形の十字屋、八戸の三春屋も持っている「中合」の1店舗となっています。
他の中合と同じく屋号はそのまま存続、「中合棒二森屋店」が正式名称となっているようです。
駅側からまず見えるのは別館のアネックス。82年に再開発の一環で建てられました。
角のシースルーエレベーターが特徴的。
時代を感じる赤いかごが上下しているのが見えます。
アネックス入口前。
観光客も意識しているようです。
棒二森屋のロゴ入り取っ手。
この「棒二森屋」っていうのも不思議な名前ですが、実は「棒二(棒二荻野商店)」と「森屋(金森森屋百貨店)」という2つの店が合併して誕生したものです。
そしてその裏に建っているのが本館。1937年の建物に増築を繰り返して巨大化しました。
広告塔。
増築具合がカッコいいです。
7階建ての建物。最初は5階建てだったようです。
北陸銀行の合体具合もなかなか。
タイル貼りなのがわかります。
メイン入口。
角は駐輪場のようなスペースになっています。
床のタイル。
よく見ると一番上に棒二森屋のロゴが。
デパートらしいロゴ入りプレート。
大規模小売店舗。まだ株式会社棒二森屋ですね。
側面のショーウインドウ。
こんなところに歴史を感じる旧表記が。
石に彫られているようです。
送水口。
タイル画もありました。
66年10月。
そして…側面もいかしてます。
この増築っぷり。
タイル画のある部分。
ちょっとロゴ(|二 )っぽいです。
よく見るとロゴの形に穴があいてます。凝ってます。
裏側にまわってみましょう。
隣に建つのは駐車場の棒二パーキング。アネックスと同じ82年完成。
ダイエーっぽい駐車場の看板。
立体駐車場から本館には渡り廊下が繋がっています。
本館、裏側も結構きてます。
縦に並んだ窓。
要塞みたいです。
歴史のあるデパートにしか出せないこのごちゃごちゃ感。
駐車場棟と繋がっているのがわかります。
結構大きな駐車場棟。
非常階段でしょうか。
一番下の段は格納式になっています。
雪の降る地域特有?の消火栓。
床には怪しげなタイルっぽい残骸がありました。
タンク。
アネックスとの渡り廊下は2本です。(左が本館、右がアネックス)
ここはタイル貼りのようです。
74年にできたようです。
本館の裏にあった送水口。
アネックスの後ろ側。
アネックスは「函館駅前ビル」という名前がついていました。
エスカレーターはばっちり丸ボディ。日立。
エレベーターはこんなの。古いですね。
デパート仕様です。
シースルーエレベーターからの眺め。駅前が一望出来ます。
かなり素敵な建物の棒二森屋でした。
==店舗データ==
店舗正式名 | (株)中合棒二森屋店 |
所在地 | 北海道函館市若松町17-12 |
開店日 | 1937年10月1日 |
階数 |
本館/アネックスとも:地下1階/地上7階 |
店舗面積 | 22065平方メートル |
エレベーター/エスカレーター | 日立 |
営業時間 |
10時〜19時(食品は20時まで) |
アクセス |
電車:JR 函館駅から徒歩3分くらい |
駐車場 | あり(500台、2160円以上お買い上げで2時間無料) |
備考 |
2015/2/9作成開始