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松坂屋銀座店・最後の売りつくしレポート 1/2

1928年、銀座最初の百貨店として創業という我がサイトで取り上げるには恐れ多いくらいの歴史を持った銀座松坂屋。

前回は屋上遊園地なんかを見て回ったわけですがついに2013年6月30日、その長い歴史に幕をおろしました。

そんな銀座松坂屋、閉店前のレポートです。※写真が多いので2ページに分けてあります。

売りつくしセールも始まり閉店へのカウントダウンとなったある日、最後の記録をしに銀座へ。

松坂屋はいつもと変わらずそこにありました。ちなみに平日なんで歩行者天国はありません。

店舗全景。赤い売りつくしの文字が踊ります。

"また会う日まで"となっている通り、閉店後は新しく出来る再開発ビルへの入居が予定されています。

アクセントになっているガラス張りの階段と縦の看板。

表の垂れ幕も売りつくしバージョン。

この階段カッコいいです。

既に「建築計画のお知らせ」「解体工事のお知らせ」が貼られていました。

入口の横には…カウントダウンの表示。

その横には昔の写真が!せっかくなので1枚ずつみてみましょう。

昭和39年。正面外壁だと思いますがデザインが今と違いますね。

当時の裏側。ここの調子は今とあんまり変わらないような。

再び昭和39年、外装工事をしているようです。(1枚目の写真より前?)

特徴的なガラス張りの階段はこの頃からあった様子。

店内風景。

店内風景2。エスカレーターが見えます。

昭和30年、春のバラ展。

送迎バス。かなり古い写真でしょう。建物も豪華です。

昭和39年の工事前の外観でしょうか?

昭和35年の夜景。この頃はまだ窓の並んだ重厚な印象の建物だったようです。

大正13年。よく残ってましたね…正面入口?

打って変わってこちらは平成3年。まだ外装は昭和39年から同じだったようです。

現在の外観になったのは平成になってからのようですね。

屋上。見づらいですが今よりいろいろ置いてありました。

大きな松坂屋のロゴにも注目。

映画「ロマンス娘」からのカットと螺旋階段。この階段はどこにあったんでしょう?

ロマンス娘からもう1カット、そして昭和45年のカフェ・ド・パリ。

…そして現在の姿です。

閉店の告知だらけでした。

側面入口にも写真たちが。

昭和35年の夜景。まだ路面電車が走っていたようです。

レトロな雰囲気の側面入口。

いい雰囲気の屋根。光っています。

表の広告類は全て売りつくし仕様。

重厚な送水口。

右上がりなフォントがいいですね。

赤いキャップをよく見ると「日本消火栓設備器具協会」の文字が。

そんな協会があるとは…

側面の外装はタイル貼りです。

タイル。剥がれ落ちないようにか上から接着剤のようなもので固められているようです。

後ろ姿。

通用口。

こんな年季の入った看板を発見。

見上げると見事な増築っぷり!

現在の建物は1952年竣工らしいのですが建て替えではなく改築を繰り返していたという話です。

詳細は不明ですが実は2つの建物がくっついているとか…

裏口。

→その2 へ続きます。

 

2013/7/2作成

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